なぜ、私たちは木を選んだのか

わたしたちがアイウェアに「木」という素材を選んだのには、理由があります。
木は再生可能な資源です。
プラスチックのように限りあるものではなく、森の中で育ち、収穫してもまた植えて育てることで、次の世代にもつなげられます。

そして木は、成長の過程でCO₂を吸収してくれるカーボンニュートラルな素材。地球にやさしく、自然のサイクルに寄り添ったものづくりができます。

日本は森林資源がとても豊かな国。もし私たちの暮らしの中に「木を使う仕組み」がもっと広がれば、木材の需要が生まれ、森が適切に管理され、環境への負荷も少なくなります。森から製品が生まれ、また森に還元されていく——そんな循環型の社会づくりに、少しでも貢献したいと考えています。

そのため、私たちはアイウェアやそれを作る道具に国産材を使う取り組みを始めました。現時点では、まだその使用量は多くありませんが、少しずつ増やしていくつもりです。

また、売上の一部は「木を植えて育てる活動」に役立てていく予定です。小さな一歩ですが、木を使う責任として、次の世代のための森づくりにもつなげていきたいと考えています。

「受け取った自然の恵みを、未来の森へ」。その想いを、一本のアイウェアに込めています。

環境への取り組み

FSC認証
akits eyeで使用している天然木工芸突板を生産しているアルピ社はイタリアで1919年創業のメーカーです。

フレームに使用する天然木工芸突板は持続可能な木材の国際基準を取得したFSC認証森林から調達し製造されているものを使っています。

適切な伐採と再植林により、森林資源が保護され、環境への影響が最小限に抑えられます。

生分解性

補強の芯にバルカナイズドファイバー(※CNF強化材料)を使用しており、特徴は粘り強く割れにくい、また生分解性に優れていて地中の微生物により速やかに分解されます。

※CNF(セルロースナノファイバー)は、植物由来の繊維をナノレベル(約1万分の1ミリ)まで細かくした、最先端のバイオマス素材です。

軽量で高強度、環境負荷が少なく、既に自動車、家電、住宅・建材などへ活用され幅広い用途で注目されています。

私たちが使用するCNFは、再生可能な資源から生まれ、環境への負荷を大幅に低減できる次世代素材。

サーキュラーエコノミー

弊社アイウェア製品は、サーキュラーエコノミーを促進しています。

・再生可能な素材の使用:持続可能な森林管理の基準に基づいた木材を使用する。
・再生可能な包装材の使用:再生可能な素材やリサイクル可能な材料を使用し、簡素で効果的な包装デザインを採用する。
・修理・メンテナンスのご提供:サングラスが損傷した場合に修理サービスをご提供することで、製品の寿命を延ばすことができます。例えば、破損したフレームの修理や、傷んだレンズの交換が含まれます。
・ご使用後の回収、分解:ご使用後のアイウェアを回収し、パーツ単位に分解し、それぞれの素材特性に合わせてリサイクル、リユースをします。